悪性リンパ腫闘病生活

2017年5月に悪性リンパ腫と診断されました。情報があふれるネット社会、何を信じていいのかわからないのですが、闘病生活を含め、身の回りの事含めて記録していきたいと思っています。

悪性リンパ腫と診断されるまで①

今日から、ブログを始めようと思います。

今年の5月に、突然悪性リンパ腫と診断されてしまいました。

 

診断までの経緯はこんな感じです。

私は、どちらかというと健康オタク的なタイプで、食については極力身体に悪いものは取り入れない主義。

有機野菜を中心に、肉は抗生物質不使用品、お米は玄米…という食生活を送っていました。

また、日々スポーツクラブに通い、余分な脂肪をカットし(但しカットしすぎの側面があった)、成人病にならない体づくりをしていました。

 

今年3月、夫の健康保険組合が推奨している、主婦検診を受けました。毎年受けています。そのときに2日(2回分)提出した、「便」に血液反応が出ていると指摘を受け、即要検査の判定を受けてしまったのです。

ゴールデンウィークに海外旅行を予定していたことと、病院側の都合で、大腸内視鏡は5月18日(木)に行うことに。

大腸内視鏡当日は、自宅で下剤を使用した前措置を行い(以前と比べてずいぶん楽に感じた)、午後から内視鏡を行いました。2年前に受けた大腸内視鏡が、大変苦痛を感じたため、今回は始めから鎮静剤を希望。これが良く効いて楽に受けられたのですが…。

 

今はもう、容赦しないんですね(笑)

検査している時も、終わってからすぐも、単刀直入に「がんと思われます。3cm位ですね」とストレートにがん宣告を受けました。

泣くという感覚は皆無で、ストレートに言われて面くらい、笑ってしまうという変な感覚を覚えました。

「これからどうしますか?」

という先生には、夫と相談してどの病院で治療をするか決めたいことを伝えた。

診断を受けた病院もそこそこの規模ではあるが、頭の中では、症例数の多い大きな病院で治療したいと、すぐに考えていた。

極力、被爆はしたくないし、新しい病院で再検査をするのも二度手間だと判断し、すぐに紹介状を作成してもらうように依頼。2日後、再来予約をとる。

 

会計を終えて、夫に電話し、経緯を伝えてから初めて、少しだけ涙が出てしまいました。

結婚して4年。本当に優しく尊敬する夫。私に、はじめて家族という感覚を教えてくれた夫。本当の愛を教えてくれた夫。

定年を間近に控える夫と、第二の人生を楽しもうと思っていた矢先、突然のがん宣告。

歳が離れているので、私が一人残されるんだろうな…そうなったら悲しいな…なんて考えていたけど、順番が逆じゃない!

シニア域に入る彼に、私の看病をさせるというのか…

なんだか、とてつもない不安が一気に襲ってきた。

 

がん、がん、がん…消えない重石が体の中にある。

重すぎる。